キンカブ

キンカブは、三井住友フィナンシャルグループSMBC日興証券が提供する、金額・株数指定取引の愛称をいいます。これは、東京証券取引所に上場している銘柄で、同社が定める取引銘柄を対象に、1万円から、売買単位や株数を気にせずに注文できる取引で、例えば、株価が10,000円で単元株数が100株の銘柄でも、金額指定で10万円分、株数指定で10株だけといった取引も可能となっています。また、金額・株数指定取引とは、取引所に上場する同社が定める取引対象銘柄について、金額または株数と取引時間帯(前場または後場)を指定して、顧客が指定された取引時間帯(前場または後場)の売買高加重平均価格(VWAP)を基準に算出される約定単価で、顧客と同社との間で行う「取引所有価証券市場外での相対取引」のことをいいます。

なお、キンカブ専用の「金株口座(キンカブにおいて買い付けた有価証券を管理するための口座)」は、証券取引約款における「保護預り口座」とは別の口座として管理されます。

キンカブの主な特徴

キンカブは、他の少額株式取引と比べても、非常に利便性が高く、具体的には以下のような特徴があります。

・少額の資金で複数の銘柄へ気軽に分散投資ができ、好みのポートフォリオを作れる
・通常の株式のように刻々と変動する株価を基準に取引所を通じて行う取引ではなく、顧客と同社との間で「VWAP」と呼ばれる価格を基準にして取引が行われる(VWAPを利用した取引では、その日の前場または後場の平均的な約定価格で取引が行える)
・手数料という概念はなく、取引にかかる実質的なコストとして「スプレッド(VWAP値と約定価格の差)」があり、約定価格が本スプレッドで調整される仕組みになっている
・定期定額売買なら、予め日付・銘柄・金額を指定しておくことで、例えば毎月1万円ずつ○○銘柄を買い付けるといったように継続的に売買を行うことができる
・例えば、保有株を少しずつ売却したい場合など、保有株を金株口座に振り替えて、毎月一定金額を売却していくという選択肢もある
・「単元株化注文」機能では、金株口座にある銘柄を単元株数になるまで自動で株数を計算して買い付けられる。また、単元株以上の株式は、「単元株振替」機能で、保護預り口座へ自由に振り替えて株主優待の権利を得ることができる
・金株口座に単元株以上の株がある場合、「単元株自動振替(自動スイング)」機能を使えば、株主優待の権利確定最終日に間に合うように自動で保護預り口座へ振り替えを行える

キンカブの商品概要

キンカブは、株価や売買単位に縛られることなく、金額または株数を指定して売買することができます。

名称 キンカブ
商品内容 金額・株数指定取引
対象銘柄 東証1部・2部に上場する銘柄のうち、同社が選定する銘柄
取引単位 金額指定(1銘柄につき1万円以上1千円単位での発注)
株数指定(概算注文金額が1万円以上となる株数での発注)
約定単価 注文時に指定した前場または後場のVWAP約定単価を採用
配当金 権利確定日における持分数量に応じて比例按分のうえ、証券口座に入金
備考 「NISA(少額投資非課税制度)」口座でも取引が可能