パラジウム

英語名: Palladium
分類: オルタナティブ投資|貴金属

パラジウムは、ゴールド(金)プラチナ(白金)と同じ貴金属で、その単体は柔らかい銀白色の耐食性に優れた白金族元素の一つです。これは、元素記号が「Pd」、ISO通貨コードが「XPD」で、1803年にイギリスの化学者・物理学者のウイリアム・ウォラストンによって発見され、その名称は、当時発見されて話題となっていた「小惑星パラス(Pallas)」に由来します。

一般にパラジウムは、水素を取り込む能力に優れており、自己の体積の935倍もの水素を吸蔵することができるため、水素化の触媒や水素精製に使用されています。また、白金系金属の中では、融点が1554度と最も低いことから加工性に優れ、さらに他金属との合金も容易であり、自動車用触媒、電子・電気材料用、宝飾用合金、歯科用合金など幅広く利用されています。

なお、パラジウムを対象とした投資(資産運用)には、パラジウムETFや商品先物取引CFD取引があります。

パラジウムの産出

パラジウムは、その希少性からレアメタル(希少金属)にも数えられ、主にロシア、南アフリカ、北米で生産されますが、その中でもロシアと南アフリカで世界供給の約8割を占めています。

パラジウムの価格

パラジウムの価格は、需要国である先進国等の景気動向を主要な要因として変動します。また、同じ貴金属である金や白金の価格とも連動性が高いとされます。