グローバル債/グローバルボンド

読み方: ぐろーばるさい
英語名: Global bond
分類: 債券|分類

グローバル債は、「グローバル債券」や「グローバルボンド」とも呼ばれ、世界の主要な債券市場(米国、欧州、アジア)において、二つ以上の市場で同時に発行・募集される債券のことをいいます。これは、通常、投資適格の発行体によって発行され、1989年に世界銀行が初めて米ドル建て債券を発行して以降、その市場規模は拡大し続けており、投資家の数も世界的に拡大しています。また、世界の債券の流通市場の間にあった価格や決済、売買など地域格差を縮める役割も果たし、起債の国際化を進展させることになりました。

一般にグローバル債は、発行体から見た場合、米国市場・欧州市場・アジア市場といった極めて広い範囲で同時に募集して資金調達が行えるため、いずれかの市場で起債するよりも多額の資金を一度に調達することができます。一方で、投資家から見た場合、格付けが高く、かつ流動性が高いことが魅力となっています。また、決済面については、欧州のユーロクリアや米国のデポジトリー・トラスト・カンパニー(DTC)といった国際的決済機関を通じて行われますが、各決済機関をつなぐ決済システムが整っているため、債券の流通市場において、その取引や決済は容易となっています。

なお、グローバル債という用語は、投資信託などでは、「世界の債券の総称」という意味で使われることもあります。