デューデリジェンス

読み方: でゅーでりじぇんす、でゅーでぃりじぇんす
英語名: Due Diligence
分類: ビジネス・産業|概念

デューデリジェンスは、「デューデリ」や「デューディリ」とも呼ばれ、英語の「Due」と「Diligence」を組み合わせた用語(直訳では、当然の努力)で、投資を行う際に、本当にその投資対象に十分な価値があるのか、またリスクはどうなのかを詳細に調査する作業をいいます。

元々は、法律用語として、企業が証券を発行する際に、開示している情報が金融商品取引法の基準に適合しているかについて、投資家保護の観点から開示情報を精査することを指して使われたのが語源だそうです。これに対して、今日では、企業や事業、物件(主に投資用不動産)などを買収する際に、買収対象の価値やリスクを査定する作業の時に使われることが多いです。特に企業買収(M&A)の場合は、財務や人材、知財、情報システムなどの実態を把握する上で非常に重要となります。また、金融機関プロジェクトファイナンスを実行する際にも使われます。

一般にデューデリジェンスには、大きく分けて、ビジネス・デューデリジェンス、ファイナンシャル・デューデリジェンス、リーガル・デューデリジェンスの3つがあり、公認会計士や弁護士、弁理士、不動産鑑定士などの専門家が参加することにより、網羅的かつ正確に実施されます。

ビジネス・デューデリジェンス

企業組織、生産・販売、財務活動、研究開発活動、知的財産権等の調査。

ファイナンシャル・デューデリジェンス

財務諸表の分析、資金繰りの実態、含み損などの簿外負債の把握等の調査。

リーガル・デューデリジェンス

法的な基本事項、重要な契約内容、係争事件等の調査。