画像診断装置

読み方: がぞうしんだんそうち
分類: ビジネス・産業|製品

画像診断装置は、x線や超音波、近赤外線などを使い、体の外から観察するだけでは分からない体内の状態を画像化する医療機器の総称をいいます。これは、患者の病変の有無の把握や治療方針の判断などに使われ、具体的には、x線をあて体内の状況を撮影する「x線撮影装置(レントゲン)」、体の周りを回転しながらx線撮影をして体の断面を画像化する「CT(コンピューター断層撮影装置)」、強力な磁石を使って体の断面画像を撮影する「MRI(磁気共鳴画像装置)」、超音波を活用して画像化する「超音波診断装置(エコー)」、口や肛門からカメラの付いたチューブを入れて胃や大腸などを体内から撮影する「内視鏡」などがあります。

一般に画像診断装置において、診断の精度を高めるには、x線や超音波、近赤外線などを精密に読み取る光学技術に加え、検出したデータを画像にする処理技術も重要になり、また開発した製品の販売先は世界中の医療機関となります。そのため、製造メーカーは研究開発段階から医師と協力し、画像を自動で解析して病変が分かりやすいように表示したり、3D(3次元)で表示したりする仕組みを取り入れた装置を実用化・改善し、高度化する医療ニーズに応えています。現在、世界の医療機器市場は非常に巨大であり、画像診断装置などで日欧米の企業がシェア争いを繰り広げており、光学技術等に強みのある日本企業にも大きなチャンスがあります。