太陽熱発電

読み方: たいようねつはつでん
分類: ビジネス・産業|発電

太陽熱発電は、太陽の光をレンズや反射板を使って太陽炉に集めることで、熱源として利用する発電方式のことをいいます。これは、太陽の光を効率的に集めて熱源とし、その熱を使って蒸気などを発生させ、タービンを回して発電する仕組みとなっています。

一般に太陽熱発電は、地球に降り注ぐ太陽光がエネルギー源であるため、発電に必要な日々の燃料費がかからないほか、二酸化炭素などの温室効果ガスも排出しません。また、蓄熱することによって、24時間の発電も可能となっています。なお、同じ太陽光を使う発電である太陽光発電に比べて、設備面が大掛かりで初期投資は膨らみますが、一方で発電効率は太陽光発電よりも高いとされます。

現在、豊富な太陽光が降り注ぎ、乾燥した未利用の広大な土地のある中東などで大型発電所の建設が多数計画されており、再生可能エネルギーの一つとして注目されています。

●タワー式太陽熱発電

平面鏡を用いて、中央部に設置されたタワーにある集熱器に太陽光を集中させることで集光し、その熱で発電する方式。

●トラフ式太陽熱発電

曲面鏡を用いて、鏡の前に設置されたパイプに太陽光を集中させ、パイプ内を流れる液体を加熱し、その熱で発電する方式。

●ディッシュ式太陽熱発電

放物曲面状の鏡を利用し、スターリングエンジンなどに太陽光を集中させることで発電する方式。

※スターリングエンジン:密閉された空間内にあるガス(空気等)を外部から加熱・冷却し、その体積変化(膨張・収縮)により出力を取り出す外燃機関。