CAT

読み方: きゃっと
英語: Credit Authorization Terminal
分類: システム

CATは、"Credit Authorization Terminal"の略で、その昔、クレジットカードの加盟店に設置されていた信用照会端末をいいます。

2015年3月31日まで、NTTデータが運営するCAFIS(Credit And Finance Information System)と接続していた端末(CAT、S-CAT、G-CAT)で、2015年4月1日以降、次世代のマルチカード決済端末「INFOX」へ全面移行しました。

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CATの役割

クレジットカード決済において、加盟店が信用照会端末のCAT(CAT、S-CAT、G-CAT)を使うことで、顧客のクレジットカードの有効性や信用状況をリアルタイムでチェックし、カードによる商品やサービスの販売・提供の信用承認(オーソリゼーション)を簡単に行うことができました。

CATの接続終了

CAFISに接続されていた旧来の信用照会端末であった(CAT、S-CAT、G-CAT)は、センター側のネットワーク機器の老朽化に伴い、2015年3月31日をもって接続サービスを終了し、2015年4月1日以降、次世代のマルチカード決済端末「INFOX」へ全面移行しました。

CAT

「標準CAT」や「旧型CAT」とも呼ばれ、認証のみをオンラインで行っていたが、売上決済機能がなかったため、別途、加盟店からカード発行会社へ伝票送付等の対応が必要だった。

S-CAT

「Simple CAT」の略で、また「簡易CAT」とも呼ばれ、オーソリゼーション(信用承認)のみを行ない、売上伝票の作成機能やデータギャザリング機能などを持たないシンプルな端末となっていた。

G-CAT

「Gathering CAT」の略で、データギャザリング対応型の端末で、オーソリゼーション(信用承認)と同時に、売上決済処理が可能となっていた。

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