フルインベストメント

英語名: Full Investment
分類: 運用手法

フルインベストメントは、資産運用において、資産(手持資金)をフル(一杯)に投資することをいいます。これは、投資信託においては、ファンド資産のうち、現金(キャッシュ)など安全資産をほとんど持たずに、投資対象有価証券の組入比率を非常に高い水準に維持する(組み入れる)ことを指します。例えば、日本株式を主な投資対象とする投資信託が、フルインベストメントを行う旨を目論見書等に記載している場合、ファンド資産のうち、高い割合を日本株式に投資することを意味します。

一般にフルインベストメントは、投資対象の価格(相場)が上昇局面にある場合は、上昇分の利益をほぼ全て享受できるメリットがある半面、相場が下落局面にある場合は、キャッシュの割合を増やさないため、損失額(評価損)が膨らむデメリットがあります。なお、フルインベストメントのファンドでも、運用成績が悪いなどの理由から解約が増えた場合、返却用の現金を確保する必要があるため、組入証券の一部を売却(現金化)し、組入比率が低下することもあります。