米州開発銀行(IDB)

読み方: べいしゅうかいはつぎんこう
英語名: Inter-American Development Bank(IDB)
分類: 国際機関

米州開発銀行(IDB)は、中南米・カリブ加盟諸国の経済・社会発展に貢献することを目的として設立された国際開発金融機関をいいます。これは、ラテンアメリカにおける開発機関の先駆けとして1959年に設立され、当初の開発プログラムは大きな成功を収め、その後の他地域(アジア、アフリカなど)での開発機関のモデルとなりました。

現在、IDBの本部は、アメリカ合衆国のワシントンD.C.にあり、米州開発銀行、米州投資公社多数国間投資基金から構成される「米州開発銀行グループ」を形成しています。また、設立当初は、ラテンアメリカ諸国と米国だけでしたが、その後、カリブ海諸国、カナダ、ヨーロッパ16カ国、イスラエルおよび日本、韓国、中国に拡がり、今では域内借入26カ国を含む48加盟国を有し、借入加盟国の政策立案の支援、環境問題を十分考慮に入れた持続可能な経済発展、競争力強化、社会平等、貧困削減、国家の近代化、自由貿易および地域統合の実現のための金融・技術支援を行っています。

具体的には、中南米・カリブ加盟諸国に対して、各種開発プロジェクトやセクター改革等を対象とした融資を行っており、また通常資本(OC)による準商業ベースの融資や特別業務基金(FSO)による長期・低利の融資も行っています。なお、OCの資金は、国際資本市場で調達されており、一方でFSOの資金源は、主に加盟国の拠出となっています。