国際連合工業開発機関(UNIDO)

読み方: こくさいれんごうこうぎょうかいはつきかん
英語名: United Nations Industrial Development Organization
分類: 世界経済|国際機関

国際連合工業開発機関(UNIDO)は、工業開発とグローバルな産業協力を推進する国連の専門機関をいいます。これは、開発途上国や市場経済移行国において包摂的で持続可能な産業開発を促進し、それらの国々の持続的な経済の発展を支援する機関であり、1966年に国連の一部局として発足し、1985年に第16番目の国連専門機関として独立しました(本部はオーストリアのウィーン)。

現在、UNIDOの目的は、「経済に関する新たな国際秩序の確立に資するため開発途上国における工業開発の促進及び加速を図ること」及び「世界的、地域的及び国家規模的の並びに部門別の工業開発及び工業協力を促進すること」と定められています。また、本目的を達成するために、UNIDOは、技術協力活動、投資・技術移転促進、調査研究活動などを、1997年に活動・範囲の焦点化のために定められた「ビジネスプラン」、及び2002年に策定された「UNIDO戦略ガイドライン」に基づき実施しています。

<UNIDOの主な活動>

・開発途上国における工業化政策、工業計画の立案、企画等についての助言
・専門家派遣による開発途上国での直接技術指導
・開発途上国政府関係者、経営幹部等を対象とする研修
・開発途上国の工業推進に必要とされる先進国資本および関連技術移転の斡旋
・開発途上国の研究、技術開発等に必要な機材供与
・工業技術、投資、財政、生産、経営計画立案に関する資料収集、分析および集成資料の配布
・専門家会議、討論会の開催 他