日経平均株価(日経225)

読み方: にっけいへいきんかぶか
英語名: Nikkei Stock Average (Nikkei225)
分類: インデックス|日経

日経平均株価(日経平均)は、「日経225」とも呼ばれ、東京証券取引所市場第一部に上場する銘柄の内、市場を代表する225銘柄を対象とした株価指数(修正平均株価)をいいます。これは、日本の株式市場を代表する株価指数で、「ダウ式平均」によって算出され、基本的には225銘柄の株価の平均値ですが、分母(除数)の修正などで株式分割や銘柄入替など市況変動以外の要因を除去して指数値の連続性を保っています。また、指数算出の対象となる225銘柄については、市場流動性やセクターバランスを基に定期的に見直され、長期間にわたる継続性の維持と産業構造変化の的確な反映という二つの側面を満たしながら、市場流動性の高い銘柄で構成する株価指数を目指しています。

その歴史は、1950年9月7日に東京証券取引所が「東証修正平均株価」の算出・公表を開始した(1949年5月16日の単純平均株価176円21銭を基準としてスタートした)ことに始まり、1970年に日本経済新聞社グループが本指数の算出・公表を東京証券取引所から引き継ぎ、国内外の情報提供機関を通じて提供しています。また、1986年9月には、日本の株価指数として、初めて先物取引がシンガポール取引所で始まり、その後、大阪証券取引所(現・大阪取引所)やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)への先物・オプションの上場、さらに2001年7月には上場投資信託(ETF)の上場と、今日では幅広く利用されています。

現在、日経平均は、その指標性を維持するために毎年一回、「定期見直し」で10月初めに構成銘柄の入替を行っています(見直しの結果、入替銘柄がない年もあり。また、採用銘柄が除外される場合は原則、同じセクターから臨時に補充する)。なお、本指数は、1985年10月以降は1分毎の算出でしたが、2010年1月以降は15秒間隔で算出されています。

日経平均の歴史

・1950年09月:東証が「東証修正平均株価」の算出・公表を開始
・1970年07月:日本経済新聞社グループが引き継ぐ
・1971年07月:日本短波放送(現・日経ラジオ社)が「NSB225種修正平均」の名称で算出・公表を開始
・1975年05月:日本経済新聞社がダウ・ジョーンズ社と独占契約し、「日経ダウ平均株価」として算出・公表を開始
・1985年05月:ダウ・ジョーンズ社と名称変更で合意し、「日経平均株価」となる
・1989年12月:終値ベースで史上最高値の38,915.87円をつける
・1990年10月:最高値からわずか9カ月で一時2万円割れ、バブル経済崩壊へ
・2001年07月:日経平均の上場投資信託(ETF)が上場
・2001年09月:米国同時多発テロの翌日、1984年以来の1万円割れ
・2008年10月:取引時間中にバブル経済崩壊後の最安値の6,994.90円をつける
・2009年03月:終値ベースでバブル経済崩壊後の最安値の7,054.98円をつける

※「東証修正平均株価」以前に使われたのは「東証平均株価」で、日本の戦後復興に伴う企業の増資が相次ぎ、銘柄入替が追い付かなくなり、「東証修正平均株価」に変更。

日経平均の算出方法

日経225=225銘柄の株価合計(みなし額面50円相当に換算した採用銘柄の株価の合計)÷除数

※対象銘柄は、東京証券取引所第一部に上場する銘柄(親株式、内国株)から選定された225銘柄。ただし、ETF、REIT、優先出資証券、子会社連動配当株式などの普通株式以外を除く。
※除数は、株価平均を算出する際に、市況変動によらない価格変動を調整し、連続性を維持するためのもの。

日経平均の採用銘柄一覧:2016年10月時点

●医薬品の採用銘柄

協和キリン、武田、アステラス、大日本住友、塩野義、中外薬、エーザイ、第一三共

●電気機器の採用銘柄

日清紡HD、ミネベア、日立、東芝、三菱電、富士電機、安川電、明電舎、GSユアサ、NEC、富士通、OKI、パナソニック、ソニー、TDK、ミツミ、アルプス、パイオニア、横河電、アドテスト、デンソー、カシオ、ファナック、京セラ、太陽誘電、スクリン、キヤノン、リコー、東エレク

●自動車の採用銘柄

日産自、いすゞ、トヨタ、日野自、三菱自、マツダ、ホンダ、スズキ、富士重、ヤマハ発

●精密機器の採用銘柄

テルモ、コニカミノル、ニコン、オリンパス、シチズンHD

●通信の採用銘柄

スカパーJ、NTT、KDDI、NTTドコモ、NTTデータ、ソフトバンク

●銀行の採用銘柄

コンコルディ、新生銀、あおぞら銀、三菱UFJ、りそなHD、三井住友トラ、三井住友FG、千葉銀、ふくおかFG、静岡銀、みずほFG

●その他金融業の採用銘柄

クレセゾン

●証券の採用銘柄

大和、野村、松井

●保険の採用銘柄

SOMPO、MS&AD、ソニーFH、第一生命、東京海上、T&D

●水産の採用銘柄

日水、マルハニチロ

●食品の採用銘柄

日清粉G、明治HD、日ハム、サッポロHD、アサヒ、キリンHD、宝HLD、キッコマン、味の素、ニチレイ、JT

●小売業の採用銘柄

Jフロント、三越伊勢丹、セブン&アイ、ファミリーM、高島屋、丸井G、イオン、ファストリ

●サービス業の採用銘柄

ディーエヌエ、電通、ヤフー、トレンド、楽天、東宝、東京ドーム、セコム、コナミHD

●鉱業の採用銘柄

国際石開帝石

●繊維の採用銘柄

東洋紡、ユニチカ、帝人、東レ

●パルプ・紙の採用銘柄

王子HD、日本紙、北越紀州紙

●化学工業の採用銘柄

クラレ、旭化成、昭電工、住友化、日産化、東ソー、トクヤマ、デンカ、信越化、三井化学、三菱ケミHD、宇部興、日化薬、花王、富士フイルム、資生堂、日東電

●石油の採用銘柄

昭和シェル、JX

●ゴムの採用銘柄

浜ゴム、ブリヂストン

●窯業の採用銘柄

旭硝子、板硝子、日電硝、住友大阪、太平洋セメ、東海カ、TOTO、ガイシ

●鉄鋼の採用銘柄

新日鉄住金、神戸鋼、JFE、日新製鋼、大平金

●非鉄・金属の採用銘柄

SUMCO、日軽金HD、三井金、東邦鉛、三菱マ、住友鉱、DOWA、古河機金、古河電、住友電、フジクラ、洋缶HD

●商社の採用銘柄

双日、伊藤忠、丸紅、豊田通商、三井物、住友商、三菱商

●建設の採用銘柄

コムシスHD、大成建、大林組、清水建、長谷工、鹿島、ハウス、積ハウス、日揮

●機械の採用銘柄

日製鋼、オークマ、アマダHD、コマツ、住友重、日立建機、クボタ、荏原、千代建、ダイキン、日精工、NTN、ジェイテクト、日立造、三菱重、IHI

●造船の採用銘柄

三井造、川重

●その他製造の採用銘柄

凸版、大日印、ヤマハ

●不動産の採用銘柄

東急不HD、三井不、菱地所、東建物、住友不

●鉄道・バスの採用銘柄

東武、東急、小田急、京王、京成、JR東日本、JR西日本、JR東海

●陸運の採用銘柄

日通、ヤマトHD

●海運の採用銘柄

郵船、商船三井、川崎汽

●空運の採用銘柄

ANAHD

●倉庫の採用銘柄

三菱倉

●電力の採用銘柄

東電HD、中部電、関西電

●ガスの採用銘柄

東ガス、大ガス

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