上海50指数（上証50指数）

上海50指数（上証50指数）は、中華人民共和国（中国本土）の上海証券取引所に上場する上海A株の中から、規模および流動性の高い代表的な50銘柄で構成される株価指数をいいます。

現在、中国本土の上海株式市場で最も影響力のある大手優良企業株の動向を反映する指標となっており、また業種別配分では、金融、生活必需品、情報技術、ヘルスケア、素材などから構成されています（特に金融の比率が30％超と高い）。

なお、上海証券取引所では、本指数以外に、全ての銘柄（A株とB株）を対象とした「上海総合指数」も注目されています。

※上海証券取引所：中国語名称は「上海証券交易所」。

上海50指数の概要

上海50指数（上証50指数）は、科学的かつ客観的な方法で選択された、規模および流動性の高い代表的な50銘柄で構成される、浮動株比率を調整した時価総額加重平均指数で、2003年12月31日を基準日とし、その日の指数値を1000として算出されています。

＜構成上位5銘柄（2022年3月）＞

・貴州茅台酒
・招商銀行
・中国平安保険
・LONGi Green Energy Technology
・興業銀行

上海50指数のETF

現在、東京証券取引所には、上海50指数（上証50指数）の円換算値との連動を目指す、野村アセットマネジメントが運用・管理する「NEXT FUNDS　ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信（NF・中国株上証50 ETF）」が上場され、取引されています。