約定

読み方: やくじょう
英語名: Execution
分類: 取引・決済

約定は、一般的には、「約束して決めること、取り決めを交わすこと、契約」を意味します。これは、金融取引においては、「"買い"または"売り"の注文が執行されて売買が成立すること」をいい、株式や債券、投資信託、外国為替取引、先物・オプション取引、CFD取引など、資産運用全般で日常的に使われています。

なお、マーケット(市場)においては、注文を出しても、値段などが折り合わずに、約定に至らない場合もよくあります。

「約定」が入る用語

金融関連で「約定」が入る用語(複合語)には、以下のようなものがあります。

約定日
売買(取引)が成立した日。

約定価格(約定値段)
マーケット(市場)で執行された注文の売買が成立した価格。

約定代金
「約定値段×約定数量」で計算される、執行された注文の売買が成立した代金のこと。

約定利率
当事者間の契約によって定められる金利(利率)のこと。

約定返済
融資契約において、金融機関等との契約(取り決め)による返済のこと。

|約定率|
顧客が出した注文が、意図した通りに成立する確率。

|約定基準|
有価証券等の取引を発生主義で認識する方法で、取引が成立した日(約定日)に対象資産の売買を認識する基準。

「約定」の使用例

「約定」は、金融関連だけでなく、世間一般でも広く使われています。

・約定前の注文、および一部約定している注文の未約定分について、指値の訂正が行える。
・同一日に同一銘柄、同一取引について複数の注文が約定した場合、1日を通した合計売買金額に対して手数料を計算する。
・請負者は、約定した納品完了日までに制作を完成させる義務を負う。
・賃貸人は、解約に伴い、約定に従って預託を受けていた保証金10か月分相当から2か月分相当額を控除して賃借人に返還した。