金利変動リスク

読み方: きんりへんどうりすく
分類: リスクとリターン

金利変動リスクは、「金利リスク」とも呼ばれ、金利の変動によって、資産や負債の価値が変動するリスク(可能性)をいいます。

債券投資においては、金利の変動(上昇・下落)によって債券価格が変動するリスクを意味し、具体的には、固定利付債を購入した後に、市中金利が上昇すると当該債券の魅力が薄れ、債券価格が値下がりする一方で、市中金利が下落すると当該債券の魅力が高まり、債券価格が値上がりすることを指します。

また、銀行等の金融機関においては、金利の急激な変動に見舞われることで、保有資産に多額の含み損(評価損)が発生し、経営の健全性が損なわれるリスクを指します。

<個人の金融取引の金利変動リスクについて>

金利変動リスクは、個人の金融取引では、金利上昇が支払利息の増加につながる住宅ローン(変動金利タイプ)などにあるほか、金利上昇が投資価値を減少させることになる固定利付債(国債・社債等)や債券ファンド、REITなどにもある。

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