衆院解散

読み方: しゅういんかいさん
分類: 日本経済|政治

衆院解散は、「衆議院解散」の略で、総選挙を行うために衆議院を解散することをいいます。これは、閣議で全閣僚の閣議書への署名をもって決定され、また内閣総務官が天皇から解散詔書に署名押印を受け、首相が詔書に署名します。その後、内閣官房長官が衆議院本会議場に紫の袱紗に包んだ詔書の伝達書を届け、議長が読み上げ、この時、議場にいる議員が万歳三唱することが慣例になっています。現在、国会で衆議院のみに解散があり、日本国憲法の第7条では、内閣の助言と承認により天皇が行う国事行為の一つと定めており、「解散権は首相の専権事項」と解釈されています。また、第69条では、衆議院で内閣不信任決議案が可決するか、または内閣信任決議案が否決された場合、10日以内に衆議院を解散しない限り、内閣は総辞職しなければならないとしています。

一般に衆議院議員の任期は4年ですが、解散すると任期満了前に議員資格を失います。また、解散日から40日以内に総選挙を実施する必要があり、その公示は投票日の少なくとも12日前までにすることになっています。なお、衆議院が解散されると参議院も同時に閉会するため、解散後に国会を開く場合、内閣は参議院の緊急集会を求めることになります。ちなみに、現憲法下で任期満了で衆院選を実施したのは、1976年の三木武夫内閣での第34回衆院選のみで、それ以外は全て衆院解散での総選挙となっています。