ステルステーパリング

英語名: Stealth Tapering
分類: 日銀

ステルステーパリングは、中央銀行が密かに量的金融緩和の縮小を行うことをいいます。これは、隠密を意味する「ステルス(stealth)」と、量的金融緩和の縮小を意味する「テーパリング(tapering)」からなる造語で、日本では、日銀の緩和策が限界に近づきつつある中、マーケットが日銀の以下のような対応を見て、事実上のステルステーパリングが行われているのではないかとの指摘もあります。

●2016年9月に「金融緩和強化のための新しい枠組み(長短金利操作付き量的・質的金融緩和)」を導入した(国債の買入額が次第に減ってきている)。

●2018年7月に「強力な金融緩和継続のための枠組み強化」の中で「市場の状況に応じて買入額は上下に変動しうる」という方針を付け加え、より弾力的な運用にシフトした(国債だけでなくETFも柔軟に運用できるようになり、2018年10月の株価急落前に一時ETFの買入額が減った)。