監査役

読み方: かんさやく
英語名: Corporate auditor
分類: 会社・経営|組織

監査役は、株主総会で選任され、取締役及び会計参与の業務を監査(監督、検査)する者(機関)をいいます。これは、株主総会、取締役(または取締役会)と並ぶ株式会社の機関の一つで、会社経営の「業務監査」および「会計監査」により、違法または著しく不当な職務執行行為がないかを調べ、もしあれば阻止・是正するのが職務となっています。また、株主代表訴訟を含む、会社と取締役の間での訴訟においては、取締役に代わって会社を代表する役目も担います。通常、業務監査は、取締役の職務の執行が法令・定款を遵守して行われているかどうかを監査することであり、「適法性監査」とも呼ばれます。また、会計監査は、定時株主総会に計算書類が提出される前に行われ、株主総会の招集通知時に、会計監査と業務監査の結果が記載された「監査報告書」が株主に提供されます。

なお、監査役は、会社法において、非公開会社かつ非大会社と委員会設置会社を除いて、株式会社の常設機関となっています。また、大会社かつ公開会社であれば、監査役は3名以上必要(そのうち常勤の監査役が最低1名必要)であるほか、社外監査役が監査役の数の半数以上必要であり、さらに監査役会および会計監査人を設置しなければなりません。