監査意見

読み方: かんさいけん
分類: 会社・経営|監査

監査意見は、企業が作成した財務諸表等を会計監査人(監査法人または公認会計士)が監査し、その内容について意見を述べることをいいます。これは、投資家保護のために、会計監査人が妥当性や適法性の観点から監査した結果を表明するもので、その種類として、無限定適正意見、限定付適正意見、意見不表明、不適正意見の四つがあり、監査報告書に記載されます。

一般に無限定適正意見と限定付適正意見が表明された場合は、会計監査人が財務諸表等を概ね正しいと認めて保証するのに対して、意見不表明と不適正意見が表明された場合は、会計監査人が財務諸表等を正しいと認めないため保証しません。

●無限定適正意見

全ての重要な点において適正である場合に表明されるもので、大半の上場企業が該当する。

●限定付適正意見

一部に不適切な事項はあるが、それが財務諸表等全体に対して、それほど重要性がないと考えられる場合に表明されるもので、「その事項を除き、全ての重要な点において適正」と記載される。

●意見不表明

会計記録が不十分であったり、監査証拠が入手困難である場合に、監査報告書において監査意見を表明しないことであり、その際には監査意見を表明しない旨を記載した報告書が提出される。

●不適正意見

不適切な事項が発見され、それが財務諸表等全体に重要な影響を与える場合に表明されるもので、これが監査報告書に記載されると上場廃止基準に抵触することになる。