イールドカーブ

読み方: いーるどかーぶ
英語名: Yield curve
分類: マーケット|金利

イールドカーブは、縦軸を金利(利回り)、横軸を期間(残存期間)として、期間に対応する利回りをプロットしてゆき、その点をつなぎ合わせて描かれる、利回り残存年数の関係を表す「利回り曲線(金利曲線)」のことをいいます。これは、金利の世界では、短期は1年以内、中期は5年前後、長期は10年、超長期は20-40年を指して言うことが多く、またプロットする金利については、該当期間の国債の利回りを利用することが多いです。(デリバティブでは、スワップ金利やユーロ金利なども活用)

一般にイールドカーブは、期間の長短が生み出す利回り格差である「金利の期間構造(タームストラクチャー)」を分析する際などに活用します。通常、グラフ上においては、長期金利短期金利を上回ることが多く、そのカーブが右上がりの曲線となる状態を「順イールド」と言います。また、稀に短期金利が長期金利を上回り、そのカーブが右下がりの曲線となる状態を「逆イールド」と言います。

・順イールド:曲線は右上がり(短期金利<長期金利)
・逆イールド:曲線は右下がり(短期金利>長期金利)

なお、イールドカーブは、その時々の金融情勢や経済情勢等を反映して様々な形状になりますが、その形成要因として代表的な考え方に、「純粋期待仮説」や「流動性プレミアム仮説」、「市場分断仮説」などがあります。

イールドカーブのフラット化

景気が転換期を迎え、金利水準が今後どう変化するかが不透明な場合、長期金利と短期金利の差が小さくなり、カーブが緩くなる傾向があり、このような状況を「イールドカーブのフラット化(flat)」と言います。(flatは、英語で「平らである」という意味)

イールドカーブのスティープ化

将来と直近を比較して、今はまだ景気が良いと言えないけれども、徐々に将来の見通しが明るくなっていくような状況では、長期金利が上昇し、短期金利との差が拡大することがあり、このような状況を「イールドカーブのスティープ化(steep)」と言います。(steepは、英語で「けわしい、 傾き・勾配が急の」という意味)

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