仕切売買

読み方: しきりばいばい
分類: 市場取引

仕切売買は、金融取引においては、投資家(顧客)の売買注文に対して、これを受けた証券会社などが直接その相手方となって、店頭において自己の勘定(計算)で売買に応じることをいいます。

また、金融取引以外の商取引(商品売買)においても、似たような意味で使われており、例えば、生鮮食料品等の卸売市場、メーカーから問屋、一次問屋から二次問屋などの取引が該当し、その際の価格を「仕切価格」と言います。

◎仕切売買は、証券会社において、自己売買と同義で、また委託売買に対応するものであり、現在、取引の対象となるものには、債券や株式(単元未満株含む)などがある。

◎1998年12月の取引所集中義務の撤廃によって、相対による取引所外取引が可能になっているため、今日では、上場銘柄であっても仕切売買を行うことができる。

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