貸株市場

読み方: かしかぶしじょう
分類: マーケット|取引市場

貸株市場は、主に機関投資家が参加し、株券(株式)を貸したり、借りたりするマーケット(市場)のことをいいます。これは、株式を貸し出したい側(生命保険会社や信託銀行など)と株式を借り入れたい側(外資系証券会社やヘッジファンドなど)が参加し、株式を貸した側が借りた側から金利を受け取るという取引が行われています。また、貸株取引を仲介するのは証券会社などで、株式を調達する際には担保を差し入れる仕組みとなっています。かつては、日本の貸株市場は、欧米より遅れていましたが、1990年代後半の金融ビッグバンを契機に本格的に整備が行われました。

なお、貸株市場で調達した株式については、名義が移るため、株式を借りた側は議決権などの権利を行使でき、株主優待も受けられます。また、市場でいつでも自由に売却できますが、後で再び同数の株式を購入して、貸した側に返却する必要があります。