確定給付年金

読み方: かくていきゅうふねんきん
英語: Defined benefit pension plan(DB)
分類: 確定給付年金

確定給付年金は、「確定給付型年金」とも呼ばれ、将来に受け取る年金額または年金額の基準が予め決められている年金制度をいいます。

加入期間や給付水準などに基づいて、予め定められた算定方式により給付額が決定されるもので、現在、日本では、厚生年金基金確定給付企業年金が該当します。

年金に対する拠出金(保険料)は、年金数理に基づいて、資産の運用予定利率や加入者の生存率などから算出される。

◎将来の年金給付額は、加入者の給与水準や勤続年数に応じて、それぞれ異なる。

一般に確定給付年金は、将来の給付額が確定されるため、加入者にとっては老後の生活設計を立てやすい半面、予想を超える運用の低迷等で定められた給付に必要な積立額が不足した場合は、企業は追加拠出をする必要が出てきます。

なお、確定給付年金に対して、拠出した掛金額とその運用収益によって給付額が決定される年金を「確定拠出年金」と言います。

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