個人型DC/個人型401k

読み方: こじんがたでぃーしー
分類: 年金|制度

個人型DC(個人型401k)は、「個人型確定拠出年金」の略称で、国民年金基金連合会が運営主体となり、自営業者等や企業年金のない会社に勤める従業員を対象とした確定拠出年金の制度をいいます。また、確定拠出年金とは、拠出された掛金が個人毎に明確に区分され、掛金とその運用収益との合計額をもとに年金給付額が決定される年金制度で、通常、運用がうまくいけば将来受け取る年金額が多くなる反面、運用がうまくいかなければ将来受け取る年金額が少なくなり、「自己責任」が求められるのが大きな特色となっています。

一般に個人型DCは、基本となる公的年金(国民年金、厚生年金)へ上乗せできる制度であり、また税制上の優遇もあり、将来の老後資金を充実させる一つの手段として有効と言えます。なお、給付の種類には、老齢給付金・障害給付金・死亡一時金の3種類があり、老齢給付金と障害給付金は5年~20年の有期年金として支給されます。

個人型DCの主なメリット

・公的年金の上乗せ制度の新たな選択肢である。
・原則60歳から老齢給付金を受け取ることができる。
・運用方法は加入者個人で決めることができ、運用成績が良ければ年金額が増える。
・掛金が所得控除され、所得税住民税が軽減するなどの税制上の優遇措置がある。
・積み立てた年金資産の持ち運びができるポータビリティーがある。
・積立金の残高がすぐに把握できて明確である。

個人型DCの主なデメリット

・年金額が事前に確定していない。
・運用リスクは加入者本人が負い、運用成績が悪ければ年金額が減る(元本割れもあり)。
・事務費などの手数料は加入者が負担する。
・掛金を途中で引き出すことはできない。