企業型DC/企業型401k

読み方: きぎょうがたでぃーしー
分類: 年金|制度

企業型DC(企業型401k)は、「企業型確定拠出年金」の略称で、事業主(企業)が運営主体となり、その企業に勤めている従業員を対象とした、企業年金としての確定拠出年金のことをいいます。また、確定拠出年金とは、拠出された掛金が個人毎に明確に区分され、掛金とその運用収益との合計額をもとに年金給付額が決定される年金制度で、通常、運用がうまくいけば将来受け取る年金額が多くなる反面、運用がうまくいかなければ将来受け取る年金額が少なくなり、「自己責任」が求められるのが大きな特色となっています。

一般に企業型DCでは、従業員一人ずつに口座が設けられ、その口座に毎月の掛金や運用収益が蓄積されます。また、その運用については、事業主が用意した金融商品(運用商品)の中から自分自身の判断(自己責任)で選定する一方で、運用リスクは加入者本人(従業員)が負うことになるため、それをバックアップする投資教育が重要となります。

※2012年から「マッチング拠出」として、企業型年金規約に定めることで、従業員(個人)の拠出も可能になっている。

企業型DCの従業員の主なメリット

・運用方法は加入者個人で決めることができ、運用成績が良ければ年金額が増える。
・掛金に対して、所得税住民税課税されない。
・積み立てた年金資産の持ち運びができるポータビリティーがある。
・積立金の残高がすぐに把握できて明確である。

企業型DCの従業員の主なデメリット

・年金額が事前に確定していない。
・運用リスクは加入者本人が負い、運用成績が悪ければ年金額が減る(元本割れもあり)。
・掛金を途中で引き出すことはできない。