擬似キャッシュバランスプラン

読み方: ぎじきゃっしゅばらんすぷらん
分類: 年金|制度

擬似キャッシュバランスプランは、「キャッシュバランスプラン類似型制度」とも呼ばれ、キャッシュバランスプランに類似した制度で、年金支給期間中に指標利率に応じて年金額が改定される制度のことをいいます。これは、2003年9月から厚生年金基金確定給付企業年金において導入できるようになったもので、具体的には、加入から退職までの期間は、最終給与比例制やポイント制などの従来型の給付設計を行い、また年金額算定上の年金換算率には国債利回り等の指標利率を用いるというものです。

一般に年金額の改定にあたっては、キャッシュバランスプランと同様に最低保証年金を設定し、それを上回る部分を指標利率により変動させます。また、一時金給付については、従来の制度と同じ形態にすることができるため、給付カーブの変更がなく、導入が比較的簡単となっています。なお、受給中の年金額改定のみに適用するため、通常のキャッシュバランスプランに比べて、給付額の変動要因は少ないですが、財務面の導入メリットは減少します。