3項道路

読み方: さんこうどうろ
分類: 不動産|道路

3項道路(三項道路)は、土地の状況によりやむを得ない場合、建築基準法第42条第3項の規定により、特定行政庁の指定を受け、建築基準法上の道路とみなされるものをいいます。これは、幅員4m未満の2項道路について、土地の状況により、将来的にもどうしても拡幅することが困難な場合に、特定行政庁(原則として人口25万人以上の市の長のこと)が、建築審査会の同意を得て、特例として幅員2.7m以上4m未満の道路を指定することができるというものです。(道路の中心線から1.35m以上2m未満、片側が川や崖などの場合は境界から2.7m以上4m未満、3項道路の部分は敷地面積に算入できない)

かつては、道路拡幅が明らかに困難な斜面地などに限定して使われてきましたが、2003年の建築基準法改正で、3項道路に接する建物に対して、条例により、敷地・構造・建築設備・用途に関する必要な制限を付加できるようになったことに加え、2004年に国土交通省から出された運用に関する通知では、密集市街地内の老朽化した木造建築物の建替えの促進を図る場合などに3項道路の指定を考慮して差支えない旨の判断が示されたことから、密集市街地における3項道路の活用の可能性が広がってきました。