ツーバイシックス工法(2×6工法)

読み方: つーばいしっくすこうほう
分類: 建築工法

ツーバイシックス工法(2×6工法)は、木造建築物の工法の一つで、2インチ×6インチ断面の角材を主に使ったパネルで躯体を構成する建築工法をいいます。

枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」の一種で、角材による枠と構造用合板を組み合わせたパネルを面として、床・壁・天井の六面体を構成して建物が建てられます。また、インチ(inch)とは、ヤード・ポンド法の長さの単位で、「1インチ=2.54cm」となっています。

一般にツーバイフォー工法が、2インチ×4インチの角材を主に使用した枠と構造用合板を組み合わせたパネルによって構成されるのに対して、ツーバイシックス工法は、2インチ×6インチの角材が主に使用されます。

これより、ツーバイシックス工法では太い角材を使用するため、ツーバイフォー工法よりも強度が高くなり、また壁もその分だけ厚くなるため、断熱性や耐震性などに優れていると言われます。

iFinancial TV