給水分担金

読み方: きゅうすいぶんたんきん
分類: 建物

給水分担金は、「水道負担金」とも呼ばれ、水道の利用申込に際して、自治体(水道局)に納付しなければならない費用をいいます。これは、分譲地や建売住宅、別荘などで、公共の上水道本管から対象になる区画の前面道路まで水道管を引くためにかかるもので、既に引き込み済みの場合でも購入時に割り当てられることがあります。

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給水分担金の目的と制度

給水分担金は、水道施設の整備・拡張や安定した水の供給、および現在水道を使用している人との負担の公平を図るために徴収されるものです。

現在、その内容(制度)は、自治体によって大きく異なり、また東京23区など制度自体がないところもあります。

給水分担金の負担額と不動産広告

給水分担金の負担額は、自治体毎に水道メーターの口径によって決まっており、一般的には十数万円が多いですが、中には数十万円のケースもあります(水道代も自治体によって異なる)。

現在、不動産広告には、基本的に給水分担金を含んだ金額が物件の販売価格として表示されることになっていますが、実際にはそれが守られていないこともあるのでご注意ください。

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