濡れ手に粟

読み方: ぬれてにあわ
分類: 俗語

濡れ手に粟は、正しくは「濡れ手で粟」で、苦労せずに多くの利益をあげることをいいます。

濡れた手で粟(あわ)をつかめば、粟粒がたくさんついてくるように、何の苦労もせずに多くの利益を得ることや、やすやすと金儲けをすることの喩えとなっています。

一般に本用語は、相場に関するものではないですが、世間一般で広く使われており、時として資産運用(投資)で「濡れ手に粟」のごとく、簡単に利益が出る(儲かる)と宣伝されることがあります。

特に投資関連の情報商材には、「濡れ手で粟」のノウハウを教えるものが結構ありますが、それらで儲かることはまずはなく、投資の王道は、やはり地道な努力と研究以外にはありません。

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