処分売り

読み方: しょぶんうり
分類: 株式取引

処分売りは、株式投資において、購入した時より株価が下がり、含み損(評価損)が生じている株式(銘柄)を売却することをいいます。

損切り」とほぼ同義で、基本的には、評価損があまり膨らまない内に行うのが理想的ですが、現実的には、評価損が大きく膨らんでから止むなく行うケースの方が圧倒的に多いです。

一般に相場の格言に「見切り千両、損切り万両」というものがあり、見切ることには千両の価値があり、また損切ることにはその10倍の万両の価値があるという意味になっています。

通常、評価損が大きくなればなるほど、心理的にも追い込まれて損切り(処分売り)することが難しくなるので、「失敗も時としてある」と割り切って、合理的に処分売りを行い、次の機会利益(他の有望銘柄への乗り換え)を狙った方が賢明であると言えます。

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