為替敏感株

読み方: かわせびんかんかぶ
分類: 株式|区分

為替敏感株は、外国為替相場の変動に対して敏感に反応する株式銘柄)のことをいいます。これは、ドル/円やユーロ/円などの為替レートの変動(円高円安)に大きな影響を受けるもので、大きく分けて、各種製品を世界各地に輸出する自動車・電機機器・精密機械などの「輸出企業」と、海外から輸入されるモノや天然資源などの価格に影響される電力会社・ガス会社・航空会社・流通会社などの「内需企業」があります。

一般に前者の輸出企業については、想定を超えた円高時は減益となり株安傾向となるのに対して、想定を超えた円安時は増益となり株高傾向となります。一方で、後者の内需企業については、想定を超えた円高時は増益となり株高傾向となるのに対して、想定を超えた円安時は減益となり株安傾向となります(内需企業は、需要動向や値上げなど他の要因も広く影響するため、輸出企業ほど為替に敏感に反応せず)。

通常、輸出や輸入を行う企業では、期中の業績計画を立てる際に、前提となる為替レート(想定為替レート)を決めています。また、「想定為替レート」が企業の業績見通しを決める際に前提とするものなのに対して、「為替感応度」は、米ドルユーロの対円レートについて、為替が1円動いた場合の年間の影響額(目安)を示すものとなっています。