日柄整理

読み方: ひがらせいり
分類: 株式市場

日柄整理は、主に株式や商品先物などで使われる用語で、ある程度時間をかけて取引の整理が進められることをいいます。

具体的には、マーケットで相場(価格)が大きく動いて、買い方は買って売り方は売ってしまった状態から新たな展開となるには、ある程度の日数をかけて買い方・売り方ともに決済が進むことが必要となり、その決済が進む過程をいいます。

例えば、株式の信用取引では、買い残高が増加して動きが鈍くなると「この銘柄は日柄整理が必要だ」とか、また買い残高が縮小してくると「この銘柄は日柄整理が進んだ」などと言われます。

<本用語の使用例>

・500円を挟んだもみあいで日柄整理が進めば、7月頃にも上値がありそうだ
・10日の直近安値で底打ちした可能性が高くなったが、本格的な戻りについては、もう少し日柄整理が必要といえる

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