信託報酬

読み方: しんたくほうしゅう
分類: 信託|基本概念

信託報酬は、信託契約で定められた委託者受託者に支払う業務の対価としての報酬のことをいいます。また、信託とは、委託者が受託者(信頼できる人)に財産権の移転などを行い、受託者に対して一定の目的に従って、財産の管理や処分などをさせることをいいます。現在、個人向けの信託については、金銭信託貸付信託投資信託遺言信託家族信託、土地信託、建物信託などがあります。

一般に信託報酬は、投資信託においては、ファンドの資産信託財産)から、委託会社(投信会社)と受託会社(信託銀行)と販売会社(金融機関等)に対して、業務の対価として支払われる報酬のことをいいます。その内訳としては、投信会社の運用に対する報酬、信託銀行の管理・保管に対する報酬、販売会社の代行業務に対する報酬の3つで、これらは契約締結前交付書面に記載されており、ファンドによって報酬に違いがあるので、事前にしっかりとチェックすることが必要です。

なお、投資信託の信託報酬は、通常、純資産総額に対して年率で表示されていますが、実際は日割り計算で信託財産から日々差し引かれることになります。ちなみに、投資信託には、ファンドの保有者(受益者)が間接的に負担する費用(コスト)として、信託報酬以外に、申込手数料信託財産留保額などもあります。