日本国債について

日本国債は、「国庫債券(JGB:Japanese Government Bond)」とも呼ばれ、日本政府(国)が財政上の必要に応じて、社会資本の整備・拡充や歳入不足の填補などを行うために発行する債券をいいます。現在、日本の債券市場(マーケット)の中で、国が発行し、利子及び元本の支払い(償還)を行うため、最も信用力が高く、また流通量も豊富で換金性に優れており、安心して投資することができます。ここでは、日本国債の概要について見てみましょう。

日本国債とは?

日本国債は、日本政府(国)が社会資本の整備や予算を補うために発行する債券です。これは、国が元利保証しているため、満期まで持てば確実に投資資金が償還され、長期で投資する際の一つの有効な商品となっています。なお、その発行にあたっては、以下の法律に基づいています。

建設国債:財政法(第4条第1項ただし書)
特例国債:各年度における特例法
借換国債:特別会計に関する法律(第46条第1項及び第47条)
財政投融資特別会計国債:特別会計に関する法律(第62条第1項)

日本国債の主な特色は?

日本国債は、国内の金融機関機関投資家、個人などが大半を購入しており、主に以下のような特色があります。

・安全性が非常に高い(国が元利を支払い)
・種類が非常に豊富
・流通量が非常に多い(日本の債券市場の中核)
・身近な金融機関で購入可能
・国債(10年)の新発利回りが長期金利の指標

日本国債の種類は?

日本国債は、日本の債券市場で最も流通量が多く、その種類や年限など非常に多様性に富んでいます。

超長期国債(20年、30年、40年)
長期国債(10年)
物価連動国債(10年)
中期国債(2年、5年)
国庫短期証券(2カ月、3カ月、6カ月、1年)
個人向け国債(変動10年、固定5年、固定3年)

日本国債のリターンとリスクは?

日本国債は、国が元利を保証するため、同時期・同年限の普通社債と比べて、安全性は高い一方で、利回りは低いです。

リターン:普通社債などより小さい
インカムゲイン(クーポン)
キャピタルゲイン(売却益、償還益)
リスク:普通社債などより小さい
価格変動リスク(長期保有の場合は注意)

日本国債の売買時の注意点は?

日本国債は、身近な金融機関の窓口で取引(売買)できます。昨今では、個人向けについては、「個人向け国債」が一般的になっています。

・取扱金融機関
-証券会社、銀行、信金、信組、労金、郵便局 他
・購入時の価格
-額面金額100につき100円(個人向け国債の場合)
-金融機関により異なる(通常の既発債の場合)
・売却時の価格
-換金価格は所定の算式で計算(個人向け国債の場合)
-金融機関により異なる、市場価格と比べて不利(通常の既発債の場合)

日本国債の保有形態は?

日本国債は、券面が発行されないペーパーレスのため、現在、国債証券は発行されず、金融機関に開設した国債の口座に記録することによって管理されています。また、「個人向け国債」を含め、国債の売買取引をした場合には、金融機関が発行する「取引残高報告書」等で保有額などを確認することができます。