任意保険とは何か?

自動車保険には、強制的に加入しなけばならない「自賠責保険(強制保険)」と、自分の自由意思で加入する「任意保険」の2つがあります。通常、日常生活の中で、自動車保険と言った場合は「任意保険」を意味します。

一般に任意保険は、万一の自動車事故において、「他人に対する損害賠償(賠償保険)」、「クルマの搭乗者に対する補償(傷害保険)」、「自分のクルマに対する補償(車両保険)」の3つから成り立っています。これに対して、自賠責保険は、「他人に対する損害賠償(ケガや死亡)」について、死亡3,000万円、重度の後遺障害4,000万円、傷害120万円を準備するだけで、それ以外の補償については一切カバーしていません。

以上のような仕組みから、クルマに乗る方は、万一の自動車事故に備えて、「任意保険」に必ず加入するようにしましょう。

任意保険の基本的な仕組みは?

任意保険の仕組み(補償)は、一見分かりづらい感じがしますが、基本的には「ベースとなる保険」と「様々な特約」から構成されています。「ベースとなる保険」については、7つの保険を用意しているところが多いですが、昨今では保険会社によって、独自の保険を追加しているところもあります。また、「様々な特約」については、保険会社によって独自のものが用意され、大きな違いがあります。

|他人に対する損害賠償

○対人賠償保険

自動車事故により、他人を死傷させて、法律上の損害賠償責任を負った場合に、自賠責保険でカバーできない部分について支払われる保険。

○対物賠償保険

自動車事故により、他人の自動車や建物などの「モノ」に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に支払われる保険。

|クルマの搭乗者に対する補償

○搭乗者傷害保険

契約したクルマの搭乗者(運転者、同乗者)が、自動車事故で死傷した場合に保険金が支払われる保険。

○自損事故保険

運転者(被保険者)自身の事故で、運転者や同乗者が死傷した場合に、保険金が支払われる保険。

○無保険車傷害保険

対人賠償保険がついていない「無保険車」との事故で、死傷した場合に保険金が支払われる保険。

○人身傷害補償保険

被保険者(契約者や家族など)が自動車事故で死傷した場合に、過失の大小に関係なく、契約した保険金額を限度に、100%保険金が支払われる保険。

|自分のクルマ対する補償

○車両保険

自分のクルマが偶然の事故によって物的な損害を受けた場合に、修理代などの保険金が支払われる保険。

賠償保険 対人賠償保険、対物賠償保険 他車運転危険担保特約、ファミリーバイク特約
傷害保険 自損事故保険、無保険車傷害保険、搭乗者傷害保険、人身傷害補償保険 他車運転危険担保特約、ファミリーバイク特約
車両保険 車両保険 免ゼロ特約、新車特約、事故付随費用担保特約、代車費用担保特約、身の回り品担保特約
その他   等級プロテクト特約、弁護士費用等担保特約、おりても特約、交通傷害担保特約、個人賠償責任担保特約・・・

任意保険の基本的な商品内容は?

任意保険の商品内容(契約形態)は、かつては、BAP(一般自動車保険)、PAP(自動車総合保険)、SAP(自家用自動車総合保険)の3つが中心でしたが、今日では、これらを元に、各保険会社が様々なパッケージ(保険と特約の組み合わせ)で「独自の商品」を販売しています。

<任意保険> SAP PAP BAP 総合
自動車保険
対人賠償保険
対物賠償保険
自損事故保険
無保険車傷害保険 ×
搭乗者傷害保険 ×
人身傷害補償保険 × × ×
車両保険

〔 ○セットが多い、△任意選択できる 〕

日常生活の中で、任意保険は、万一の時の金銭的リスクをカバー(ヘッジ)することが一番の目的ですので、まずは必要な補償をしっかりと確保した上で、保険料の節約について考えるようにしましょう。

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