商品市場について

資産運用において、プラチナ商品ファンド商品先物取引などで運用する際には、「商品市場」をチェックする必要があります。通常、商品市場と言った場合、商品取引所が取引の中心となり、その特色として、他の市場との相関性が低いこと、需給関係の影響が大きいこと、また為替の影響を受けること※などが挙げられます。

一般に商品市場(コモディティ市場)を見る場合、「短期的な動き」と「中長期的な動き」の2つに注意することが必要です。前者の短期的な動きについては、その時々の需給関係(実物経済との連関)や投資家動向、個別材料(生産、天候、作付け他)などがポイントになります。また、後者の中長期的な動きについては、ファンダメンタルズや中長期の需給動向などがポイントになります。

ここでは、商品市場の概要と変動要因について、簡単にまとめてみました。

※国際商品価格の多くがドル建てのため、為替の影響を受ける。

商品市場の概要(基本)

商品市場の基本として、以下をチェックしておきましょう。

・取引商品
-貴金属:金、銀、プラチナ、パラジウム・・・
-エネルギー:原油、灯油、軽油、ガソリン、天然ガス・・・
-非鉄:銅、アルミニウム、ニッケル・・・
-穀物:トウモロコシ、大豆、小麦、砂糖、コーヒー・・・
・主要指標
-NY金(金先物、ドル建て)
-WTI原油(原油先物、ドル建て)
CRB指数・・・
・現物市場
-貴金属、原油、穀物、非鉄、工業品 他多数
・デリバティブ市場
-商品先物、商品先物オプション
・主な市場
-世界の主要商品(先物)取引所、店頭
・主な参加者
-商品投資顧問会社(CTA)
-商品先物取引会社
-ヘッジファンド
-資源商社、総合商社、リース会社
-鉱山会社、原材料系国際団体
-金融機関
-中央銀行(金売却など)
-一般企業
-個人投資家

商品市場の変動要因

商品市場の変動要因として、以下が挙げられます。

・その時々のマーケットテーマ
・市場参加者の投資マインドと動向
・需給動向(生産-消費)
・外国為替(米ドル)
・ファンダメンタルズ(景気他)
・天候(農産物など)
・介入機関の動向
・中央銀行の動向(金売却など) 他