外国為替証拠金取引の証拠金(保証金)

外国為替証拠金取引(FX)では、一定の証拠金(保証金)を預けることによって、証拠金額の数十倍の為替取引を行うことができます(個人の場合、最大25倍)。

証拠金とは、簡単に言えば、取引するための担保(現金担保)であり、外国為替証拠金取引では、基本的に売買の差損益分のやりとりだけで決済するため、確実に決済を実行するために、証拠金という仕組みが取り入れられています。また、銀行預金では、お金を預けてそれに対して収益(利息)が発生しますが、FXでは、通貨ペアを取引して決済をしない限り、収益が発生することはありません。(証拠金をただ置いておくだけでは、収益は発生せず)

一般に証拠金という概念は、信用取引や先物・オプション取引などをされる方には違和感がありませんが、初めて証拠金取引をされる方は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。また、この仕組みをしっかりと理解すれば、証拠金のレバレッジや証拠金率にゆとりを持たせることで、リスクをある程度押さえることができます。要は、証拠金取引では、レバレッジを効かせてハイリスクの取引もできますが、一方でレバレッジにゆとりを持たせてローリスクの取引もできます。

◇レバレッジ:FX業者が設定する最大限度額
◇証拠金設定:一律○○円、約定代金×○%

以下では、証拠金の種類について簡単にまとめてみました。会社によって、若干名前が違いますが、基本的な仕組みはほとんど同じです。

有効証拠金について

有効証拠金とは、預り金残高の現在評価(時価評価)をいいます。(現在の預り金残高に保有するポジションの時価評価損益を加減した金額)

基準証拠金について

基準証拠金とは、ポジションを1単位形成するために必要な単位当たりの証拠金をいいます。

必要証拠金について

必要証拠金とは、ポジションを持つために必要な証拠金をいいます。

維持証拠金について

維持証拠金とは、現在保有するポジションを維持するために必要な証拠金をいいます。また、有効証拠金が維持証拠金を割り込むとロスカットされます。

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