インデックスファンド (Index fund)

【分類:内外・株式、投資対象:指数対象株式】

インデックスファンドは、ファンドの基準価額がある指数(インデックス)と連動することを目指して運用する投資信託をいいます。これは、対象となるインデックスに、日経平均株価TOPIXS&P500などに代表される平均株価指数などがあり、パッシブ運用の一つである「インデックス運用」により運用が行われます。また、インデックス運用には、インデックスを構成する銘柄を一定の条件で組み入れ、指数の構成通りに買い付ける「完全法」や、銘柄を業種毎に区分して類似した構成にする「層化抽出法」などの手法があります。

一般にインデックスファンドは、銘柄選択のために大量の情報を収集する必要がなく、銘柄入替の頻度はファンドマネージャーが積極的に運用するアクティブファンドに比べて低くなるので、ファンドの運用コストは低くなります。また、投資家にとっても、身近な株価指数に連動しているため、シンプルで値動きが分かりやすく、株式市場全般に分散投資する際に便利です。ちなみに、世界初の個人向けインデックスファンドは、米国のバンガード社(Vanguard)が1976年に売り出した「Vanguard 500 Index Fund」で、これは米国株の代表的指標の一つである「S&P500」の値動きと連動させたものです。

インデックスファンドの選択肢

インデックスファンドには、「追加型株式投資信託」と「ETF(上場投資信託)」の二つの選択肢があり、機動的な取引においては「ETF」の方が断然便利です。なお、追加型株式投資信託は、指数と投信の基準価額の騰落率が基本的に毎日一致しますが、ETFは市場取引のため、時としてリアルタイムの指数値とズレることもあります。

・追加型株式投資信託:銀行や証券会社などで販売、積立も可能
・ETF:証券取引所に上場、株式と同じようにリアルタイム取引が可能

インデックスファンドの主なポイント

インデックスファンドに投資するにあたっては、その仕組みとリスクを十分に理解しておく必要があります。

・特定の指数(インデックス)に連動して運用する
相場にはついていけるが、市場平均以上の運用成果は期待できず
・アクティブファンドに比べて低コストである
・オープン投信の場合、購入前に信託報酬を比較した方がよい

インデックスファンドの具体例

インデックスファンドは、投資対象(テーマ)の一つの選択肢となり、具体的には、以下のようなファンドがあります(追加型株式投資信託で、純資産総額が多いファンド)。

・TOPIX連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント)
・日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント)
・上場インデックスファンド225(日興アセットマネジメント)
・上場インデックスファンドTOPIX (日興アセットマネジメント)
・ダイワ上場投信-日経225(大和証券投資信託) 他