リロケーション

【読み方:りろけーしょん、分類:その他】

リロケーションは、英語の「relocation=移転または配置転換」という言葉に由来し、転勤などで一定期間自宅(一戸建マンション)を留守にする際に、その期間に限って留守宅を賃貸住宅として貸すこと、または留守宅の賃貸管理業務のことをいいます。かつては、転勤等で留守宅を一度貸してしまうと、戻ってきた時に明け渡してもらえる保証がないという懸念があったため、留守宅が賃貸市場に出ることはあまりありませんでしたが、2000年に定期借家権が認められて以降は、期限付きで自宅を賃貸住宅にすることが可能になり、留守宅が賃貸市場に出ることが多くなりました。

現在、転勤者などのリロケーション業務は、大手企業等では専門部署を持っているところもありますが、それ以外のところは自宅管理の代理権を取得して個人や企業に貸し出すというリロケーション業務を専門に行う会社(=リロケーション会社)や不動産賃貸会社などに依頼するケースが一般的となっています。また、これらの会社が、留守宅の賃貸契約に介在する方法としては、(1)転勤した建物所有者の代理人として顧客と賃貸借契約を締結する形式、(2)転勤した建物所有者と顧客が賃貸借契約を行い、その仲介業務を行う形式、(3)転勤した建物所有者からリロケーション会社が賃借して、顧客と転貸借契約を締結する形式などがあります。

なお、リロケーション会社などを利用する際には、管理物件数や取扱実績だけでなく、サービス内容や地域への密着性などにも注目し、比較検討することが大切といえます。