地鎮祭

【読み方:じしんさい、分類:儀式】

地鎮祭は、土木工事や建築工事などで工事を始める前に、土地の神(氏神)を鎮め、工事の無事を祈願する儀式のことをいいます。これは、通常、神式のものですが、その他にも、仏教式の「起工式」やキリスト教式の「鍬入れ式」と呼ばれるものもあります。

一般に地鎮祭は、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場とし、斎主たる神職(神主)のもと、建築業者や施主の参列の上で執り行われます。また、祭場の中には木の台(八脚台)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ)を立てて祭壇とし、酒・水・米・塩・野菜・果物・魚等の供え物をします(簡略化するケースもあり)。この他には、祭壇の左右に、緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟に榊をつけた「真榊」を立てる場合もあります(五色絹は、五行説の天地万物を組成している木・火・土・金・水の5つの要素を表している)。

ちなみに、地鎮祭の謝礼の額は、戸建て住宅)の場合、2~5万円程度で、「初穂料」や「玉串料」と書いて、お金をのし袋に入れて神主さまに渡します。

<地鎮祭の一般的な流れ>

1.修祓(しゅばつ)
2.降神(こうしん)
3.献饌(けんせん)
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
5.四方祓(しほうはらい)
6.地鎮(じちん)
7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
8.撤饌(てっせん)
9.昇神(しょうしん)