株式の取引手法は?

株式の取引手法には、機関投資家金融機関などのプロでは、ある程度確立されたもの(投資基準や分析作業、売買手法など)がありますが、個人では、特に確立されたものはありません。

一般に資産運用において、個人の株式取引は、基本的に全てが自由であり、取引手法は人それぞれ大きく異なっています。しかしながら、ある程度効果的な株式取引を行うためには、機関投資家や金融機関などのプロが活用している取引手法を取り入れてみるのも良いのではないでしょうか?

ここでは、個人向けにアレンジした「株式の取引手法」について簡単に整理してみました。

株式投資の投資基準の作成

株式投資を行うにあたっては、意思決定に役立つ「投資基準」を作成するとよいです。

・目標を設定する
-年間の収益目標など
投資対象の基準を作る
-投資戦略やポートフォリオの検討
-投資セクターや選定基準(PER、PBR、ROE、EPS・・・)を決定
-買いの株価水準を検討(一度に買わず、じっくりと買う)
プロフィットテイク(売却)基準を作る
-欲張りすぎずに確実に益を取る
ロスカット(損切り)基準を作る
-購入価格は過去のもの、時価こそ現実
-時には損切りをして別の銘柄に振り向けることも必要

株式投資の実現益の確保とリスクヘッジ

株式投資を行うにあたっては、「実現益の確保」と「リスクヘッジ」は非常に重要です。

実現益は定期的に出す
-機会利益は常にあることを認識する
評価益は実現させてこそ意味がある
-実現益の一部を再投資に回す
・実現益の一部をプールする
-評価損が出たときのバッファーに(総合損益=評価損益+実現損益)
ポートフォリオのリスクヘッジ策
-益の出ている銘柄への空売りの実施
-株価指数先物や株価指数CFDなどでヘッジ
-相場加熱期でのベア型投信の購入やETFの信用売・・・

株式投資の相場観の向上

株式投資を行うにあたっては、「相場観の向上」は成功の大きなカギとなります。

・自分の相場観を常に訓練する
-常日頃から経済や社会、市場動向などを自分の頭で考える
-自分で相場の仮説を立て検証する
-勘に頼るのではなく、論理的思考を重視する
・自分の相場観で常に投資する
-相場が低迷している時こそ大きなチャンス
-低迷期に投資するには、自分の相場観を信じる以外になし
-市況や外部環境、他人の意見に惑わされない