自転車保険

自転車保険は、「自転車向け保険」や「自転車プラン」などとも呼ばれ、自転車を含む交通事故を補償する保険をいいます。これは、他人にケガを負わせたり、モノを壊したりした時の損害賠償に備える個人賠償責任保険と、自身のケガを補償する傷害保険とを組み合わせた商品となっています。また、商品によっては、被害者側との長期にわたる示談交渉や、複雑な書面のやりとりを代行するサービスなどが付いているものもあります。

昨今、自転車による交通事故で多額の損害賠償金を求められる事例が相次いでいるほか、損害賠償責任に備える保険加入を求める自治体が増えていることもあり、年々、自転車保険の加入は増えています。

自転車保険の基本事項

現在、販売されている自転車保険は、自転車だけを対象としたものではなく、「自転車事故を含む幅広い損害に備える保険」となっており、「交通事故傷害保険」と「個人賠償責任保険」を組み合わせた商品が主流です。そのため、ご家庭でこれらに入っていれば、自転車保険に加入していることと同じになります。

なお、自転車保険という呼称は、世間的に使われているほか、保険会社が顧客に商品を訴求する際にも使われています。

●交通事故の対象は、自転車搭乗中に限らず、交通乗用具(自転車、自動車、電車、航空機、船舶他)に起因する事故を対象にしており、非常に幅広い。

保険料は、本人や夫婦、家族など、補償の範囲や設定する保険金の上限によって異なる(保険料は、高くなく手頃である)。

自転車を取り巻く事故のリスクと責任

自転車は、子どもから大人まで利用できる、日常的に便利な乗り物ですが、一方で便利さの裏に以下のようなリスク(危険)が潜んでいます。

・転倒などで自分がケガがする
・衝突などで他人にケガをさせる
・他人の財物を壊し、損害を与える

また、事故を起こした際には、以下のような責任が問われますので、日々の生活の中で十分にご注意ください。

・民事上の責任(被害者に対する損害賠償責任)
・刑事上の責任(相手を死傷させた場合は重過失致死傷罪)
・道義的な責任(事故時の適切な対応と誠意ある謝罪)