家財保険

家財保険は、火災などで建物と共に家財が損失・損壊した被害や、空き巣やピッキングなどによる盗難被害に対して補償される保険をいいます。

通常、火災保険は、建物への補償と家財への補償の2つを中心に成り立っており、特に家財への補償の部分を「家財保険」と言います。また、家財保険は、通常の火災保険(住宅火災保険、住宅総合保険、団地保険など)で加入する以外に、家財の補償を中心とした単体の保険商品でも加入できます。

一般に賃貸住宅に住んでいる方は、建物を所有していないため、建物への補償は必要ないですが、大切な家財の被害が心配な方は家財保険に加入しておくと安心です。また、持ち家の方でも、住宅ローンと一緒に「特約火災保険」に加入している方などは、家財についての補償がないため、家財保険に別途加入しておくと安心です。

家財保険の保険タイプと保険料

家財保険は、単身や夫婦、家族など、それぞれの家族構成によって、保険タイプが異なることがあります。また、保険料については、単身型に比べて、家族型の場合は、3~4倍の保険料になっていることがあります。

家財保険の補償額と明記物件

家財保険は、年齢や家族構成、同居家族の人数などによって基準となる補償額があります。また、家財のうち、貴金属や美術品、絵画、骨董品などで1個または1組の価額が30万円を超えるものがある場合は、保険に加入する際に別途明記が必要となります(明記しなくもいいタイプの商品も一部にあり)。なお、明記物件の1個1組の補償の上限は、通常100万円までとなっています(100万円を超えるものは、別の対応が必要)。

単体の家財保険の補償例

単体の家財保険は、通常、家財の補償だけでなく、費用保険や賠償責任保険もセットになっていることが多いです(以下は、具体的な補償例)。

●家財の補償

火災・落雷、爆発・破裂、ひょう・雪災、建物外部から物体の飛来・落下・衝突、騒じょうなどの破壊行為、台風暴風雨などの水災、盗難、水ぬれ等の事故やトラブルによって、家財が損害を被った場合に補償。

●費用保険の補償

地震火災費用や修理費用、失火見舞費用などを補償。

●賠償責任保険の補償

家主に対する法律上の賠償責任、第三者(他人)に対する賠償責任の補償。

家財保険の基本事項

家財保険は、万一の火災などによる家財の損害に備えるために加入します。

取扱機関 損害保険会社、保険代理店など
カバーリスク 火災などの災害、盗難などの被害 他
保険対象 家財
保険加入者 自宅保有者、借家賃借者
保険金 損害保険金、費用保険金、賠償責任保険金