利率変動型積立終身保険

利率変動型積立終身保険は、「アカウント型保険」や「自由設計型保険」とも呼ばれ、主契約の「貯蓄部分(積立部分)」と特約の「保障部分」の2つから構成される保険商品です。これは、利率変動型という名前のとおり、適用される利率は、市場の金利動向に応じて一定の期間毎に見直されて変動し、また銀行の預金口座に似た積立部分があるのが大きな特徴となっています。(2000年以降に一部の生命保険会社から、定期付終身保険に代わる主力商品として販売されている)

一般に利率変動型積立終身保険は、ライフプランに合わせて、保険設計の自由度が高い一方で、その仕組みは結構複雑です。通常、主契約の積立部分については、保険料の払込期間中は積立金を蓄積し、保険料の払込期間満了後はその時点の積立金を元にして、一定の金額の範囲内でその時点の健康状態に関わらず、終身保険や年金などに移行できるようになっています。また、日常の保障面については、主契約の積立部分の上に、死亡保障や医療保障などの各種特約を自由に組み合わせて、必要な保障を確保することになります。

<利率変動型積立終身保険の仕組み>

・主契約:貯蓄部分(払い込み完了時に積立金を終身保険などに移行)
・特約:保障部分(死亡保障や医療保障など必要な保障を契約し確保)

利率変動型積立終身保険の保険料の支払い

利率変動型積立終身保険は、毎回払い込む保険料はいったん主契約の積立金に入れられ、そこから契約する保障部分(特約)の保険料を支払う仕組みとなっています。また、払い込む保険料は、余裕資金のある時は多く、余裕資金のない時には少なくといったように、加入時や契約途中に所定の範囲内で自由に設定することができます。これにより、保障内容は変えずに毎月の保険料を減らしたり、払い込みを中止することができるなど、契約後の状況の変化に応じて、柔軟に保障の見直しや払い込む保険料の調整ができます。

利率変動型積立終身保険の主な特徴

利率変動型積立終身保険は、通常の終身保険とは仕組みが全く異なりますので、加入にあたっては、その特徴をよく理解しておく必要があります。

・積立部分と保障部分の2つから構成される
・積立部分の利率は定期的に変動する
・払込満了時に積立部分に溜まったお金で終身保険などに移行できる
・払込満了時に終身保険などの元になる積立金は全く予測できない
・死亡保障や医療保障などの各種保障は特約で確保する
・ライフステージに合わせて、保障内容を適宜見直せる
・積立部分に溜まったお金を自由に引き出して利用できる

利率変動型積立終身保険の基本事項

利率変動型積立終身保険は、積立部分と保障部分から構成される自由設計型の保険です。

取扱機関 生命保険会社、保険代理店など
カバーリスク 死亡、高度障害、病気・ケガ、介護など
保険期間 一生涯(特約は一定期間)
保険料払込期間 有期
加入年齢 商品により異なる
仕組み 主契約(積立部分)+特約(各種保障)
貯蓄性 有り