単元未満株取引

単元未満株取引は、証券取引所で取引できる最低単位の「単元株」に満たない単元未満株を売買できるサービスをいいます。これは、通常の株取引が売買単位である単元株数での取引なのに対して、少ない資金で気軽に株式投資を行うことができます。例えば、単元株では、高額で取引できないような銘柄を1株単位で買い付けができたり、また株式分割で発生した単元未満株を買い足したりすることで、単元株にすることもできます。

一般に単元未満株取引は、単元株取引とは異なり、リアルタイムでの売買はできませんが、中長期の分散投資による「株式ポートフォリオ」を作るのには結構便利です。

単元未満株取引の基本的な仕組み

単元未満株取引では、買い付けた単元未満株には株主権があり、購入者の名義になるうえ、特定口座でも管理できるようになっています。また、1株単位でも取引ができるため、例えば、優良銘柄などを株価が安い時を狙って、1銘柄につき少額の資金で買える株数だけ買って、複数の銘柄に分散投資するといった使い方もできます。

・単元株数に関らず、1株から取引ができる
・少額の資金で気軽に株式の分散投資ができる
・単元未満株は、単元株と同様に株主権(主に自益権)があり、配当の配分や株式分割の割当も保有株数に応じて正規配分される(議決権はなし)

単元未満株取引とミニ株取引の違い

ミニ株取引は、単元株数の1/10単位での取引となるのに対して、単元未満株取引は、単元株数の1/100単位や1/1000単位などで取引ができるため、より機動的な株式投資が可能になっています。

・ミニ株:単元株数の1/10単位での取引
・単元未満株取引:単元株数の1/100や1/1000単位などで取引

単元未満株取引の基本事項

単元未満株取引は、ネット証券など一部の金融機関でのみ取扱われています。

取扱機関 SBI証券・・・S株
マネックス証券・・・ワン株
カブドットコム証券・・・プチ株 他
取扱株式 証券取引所の上場銘柄(取扱会社の指定銘柄)
取引単位 1株の整数倍かつ1単元未満の範囲
注文方法 成行注文(1日に2回の取引タイミング)
リターン インカムゲイン(配当金)
キャピタルゲイン(売却益)
リスク 価格変動リスク(株価)
信用リスク(企業倒産、上場廃止)
関連マーケット 株式市場(日本株)
換金性 毎営業日に時価で売却可能
税金 申告分離課税 他