プラチナ積立

プラチナ積立は、「純金積立」と同様、毎日一定の金額でプラチナ地金を購入していく「定額購入システム」を採用したプラチナの積立商品をいいます。これは、投資家(顧客)がプラチナの取扱会社と契約し、指定した金融機関の口座から毎月一定金額の代金を自動引落しで支払い、その代金から「ドル・コスト平均法」で、プラチナを毎営業日に自動的に買い付けていきます。通常、プラチナ価格が高い時は買付量が少なく、一方でプラチナ価格が安い時は買付量が多くなる仕組みとなっています。

一般にプラチナ積立は、似たような投資手法を採用した「株式累投」や「投信積立」とは大きく異なり、配当金や実績分配金などは付かないため、プラチナの価値自体や値上がり益に注目して、中長期の視点で活用することになります。また、買い付けたプラチナは、取扱会社が安全に保管し、定期的に残高報告書などが送付されます。なお、顧客が申し出をすれば、いつでもプラチナ地金やプラチナコイン、プラチナジュエリーの形で引き渡し、あるいは売却して現金化することができます。

プラチナ(白金)の希少性

世界のプラチナの年間供給量は金の約20分の1で、人類が有史以来手にした総生産量は約4000トンで、金の約30分の1しかありません。これは、体積にして約200立方メートル(一辺が約6メートル四方の立方体)の箱に納まる程度の分量だそうです。また、その採掘地については、金よりもさらに特定の地域に偏在しており、世界の供給量の約9割が南アフリカとロシアの2カ国で占められています。

プラチナ(白金)の主な特徴

プラチナは、金のように通貨的価値はありませんが、その美しさと希少性から、実物資産としても注目されています。主な特徴としては、以下が挙げられます。

・その美しい輝きによる貴金属としての魅力
・有史以来の生産量は金の約30分の1という希少性
・南アフリカやロシアなど限られた地域に偏在
・ハイテクや自動車など工業需要が年々増加傾向
・株や債券などの金融資産とは異なる値動き
・プラチナ地金やプラチナジュエリーとして保有可能

プラチナ積立の基本事項

プラチナ積立は、プラチナの資産的価値に注目して、中長期の視点で積み立てる場合に活用します。

取扱機関 貴金属業者
リターン キャピタルゲイン(売却益)
リスク 価格変動リスク(プラチナ価格、外国為替)
関連マーケット 商品市場(現物、先物)、外国為替市場
購入単位 月々3000円から1000円単位など
契約期間 1年間(申し出のない限り自動継続)
引き渡し プラチナ地金、プラチナコイン、プラチナジュエリー
換金 いつでも売却可能