外国送金

外国送金は、「海外送金」や「国際送金」とも呼ばれ、日本の金融機関等と海外の金融機関等の間で行われる送金手続き(送金サービス)をいいます。これは、銀行などの金融機関と登録を受けた資金移動業者で利用できるサービスで、昨今、注目されるフィンテックでは、低コストで速いサービスも提供されるようになっています。

一般に海外留学や海外駐在、海外居住などで海外(外国)に長期間滞在する場合、個人でも外国にお金を送金することがあります。特に長期間の滞在においては、多額の現金を日本から持ち込むのは盗難や紛失の危険性が大きいため、現地の銀行に口座を開いて、日本から送金してもらうのが便利かつ安全です。また、日本に滞在する外国人の方が、出身国の家族などに送金するのも日常的によく行われています。

ちなみに、ある一定金額以上の海外送金の際に、外貨を銀行より安いコストで調達するには、外国為替証拠金取引(FX)を使うのは一つのやり方です。具体的には、両替サービスのあるFXで有利な為替レートと安い手数料で外貨を調達し、それを入金先に登録してある銀行の外貨預金口座に入金し、そこから外国送金をすれば、トータルでコストを大きく抑えることができます。

銀行・信金等での外国送金

外国送金は、銀行や信金などの外国為替の窓口で受け付けており、外国送金依頼書に必要事項を記入して申し込みます。また、金融機関によっては、事前に送金先を登録して、インターネットバンキングやテレホンバンキングで送金が可能なところもあります。現在、仕向送金については、受取人の口座へ電信により送金する「電信送金」と、銀行振出の小切手を受取人あてに送付する「送金小切手」の二つがあります。

ゆうちょ銀行と郵便局での国際送金

外国送金は、ゆうちょ銀行と一部の郵便局からも行うことができます。現在、送金方法には、外国の受取人に為替証書等を届けて、現地の郵便局等で為替証書等と引き換えに現金を受け取れる「住所あて送金」と、外国の受取人の銀行口座または郵便振替口座に入金する「口座あて送金/口座間送金」の二つがあります。

外国送金の基本事項

外国送金は、取扱金融機関や資金移動業者によって、サービス内容が大きく異なっています。

サービス内容 外国への送金
取扱機関 都銀、地銀、信金、ゆうちょ(郵便局)、資金移動業者 他
対象通貨 取扱会社によって異なる
手数料 取扱会社によって異なる
備考 インターネットで手続きできるところもあり
マネーロンダリングの防止上、本人確認など厳重