総合口座

総合口座は、銀行信用金庫信用組合労働金庫、JAバンクなどが提供する、普通預金定期預金公共債などをセットできる口座をいいます。これは、金融機関によって若干の違いはありますが、基本的には、預ける・引出す、支払う、受取る、貯める、借りるの5つの機能があります。その中でも借りる機能の「総合口座貸越」は、普通預金の残高よりも多くのお金が必要になった時に、定期預金や公共債などを担保として自動融資が受けられるため、非常に利便性が高いです。

実際に、日常生活の中で、普通預金の口座をクレジットカード公共料金などの自動引落口座として使っていると、時として普通預金の残高が気付かないうちに「ゼロ」となって引落しができないこともあります。そのような時に備えて、総合口座に定期預金などをセットしておくと、一定限度の範囲内でいつでも自動融資が受けられるので、とても安心です。

総合口座の5つの機能

総合口座は、普段の日常生活の中で、銀行取引をする際の最も基本的な口座であり、以下のような機能があります。

●預ける・引出す

全国のATM(現金自動預払機)やCD(現金自動支払機)で、いつでも入出金ができる。(CDは、出金のみ)

●支払う

公共料金やクレジットカードなどの自動引落し、家賃や仕送りなどの定額自動送金などができる。

●受取る

給料やボーナスなどの給与振込年金(国民年金、厚生年金等)の自動受取、配当金の自動受取などができる。

●貯める

毎月、自動的に普通預金から定期預金などに積み立てができる。

●借りる

定期預金や公共債などをセットすれば、普通預金の残高よりも多くのお金が必要になった時に自動融資が受けられる。

総合口座の基本事項

通常、総合口座では、一冊の通帳に普通預金や定期預金、積立などのページがまとまった「総合口座通帳」が発行されますが、金融機関によっては、通帳を発行しないタイプのものもあります。このタイプについては、取引状況や資産状況などを、インターネットバンキングや郵送される取引レポートなどで確認できるようになっています。

取扱機関 銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAなど
通帳 総合口座通帳(通帳がないタイプも金融機関によってあり)
預ける 普通預金への給与振込、年金振込、入金など
支払う 普通預金からの自動引き落し、振り込みなど
引き出す 普通預金からのキャッシュカードでの引き出しなど
貯める 定期預金の作成や投資信託の購入など
借りる 普通預金の残高を超える場合、自動融資(普通預金がマイナス)
定期預金等を担保に残高の90%、最高200万円など
融資利率は担保定期預金利率+0.5%など
返済は普通預金への入金により自動返済