定期預金

定期預金は、銀行や信託、信金、信組、労金などの金融機関が提供する、一定期間払い戻しをしないことを条件に、普通預金などよりも高い金利となっている元本保証の預金商品をいいます。これは、満期日まで原則として引出しができないため、流動性が制限される反面、普通預金などと比べると収益性が高いといった特徴があります。

一般に定期預金は、日常生活において決済や手元資金管理の基本となる普通預金に対し、貯蓄や中長期運用の基本となる銀行などの代表的な金融商品となっています。

定期預金の基本的な仕組み

定期預金には、預入時の金利が満期日まで適用される「固定金利定期預金」と、適用金利が一定期間毎に変更される「変動金利定期預金」の二つのタイプがあります。また、預入期間については、数カ月から数年まで様々な期間が選択可能であり、運用目的に合わせて自由に預け入れができます。

中途解約

やむをえず中途解約をする場合には、その期間に応じて中途解約利率が適用され、満期まで預入れた場合の金利よりも低くなります(元本を割ることはない)。

ペイオフ

定期預金は、預金保険法により保護されています。具体的には、ペイオフの対象となる預金すべてを含めて、1,000万円までの元本とその利息までとなっています。

定期預金の具体的な種類

定期預金は、銀行などの主力商品であり、現在、様々なタイプが用意されています。また、ネット専用の定期預金などでは、店頭より高めの金利を設定しているところも多いです。

●スーパー定期

満期(期間)の定めのある、収益性の高い代表的な定期預金です。自動継続扱いにすると、契約が自動的に更新され、満期日に前回と同一期間のスーパー定期に継続されます。

●大口定期預金

金額と期間に応じた金利が設定される、1000万円から預入れが可能な自由金利型の定期預金です。全ての定期預金の中で一番金利が高く、各金融機関が店頭に表示している適用利率は最低金利であり、預入金額等によっては、金融機関との交渉により、金利の上乗せも可能となっています。

●期日指定定期預金

預入してから1年間据え置けば、自由に満期日を指定できる定期預金です。通常の定期預金が預入時に満期日を定めるのに対して、預入時に満期日を定めず、据置期間経過後に引出し希望日(満期日)を指定することにより、いつでもペナルティなしに引き出せます。

●変動金利定期預金

適用金利が一定期間毎(6カ月が多い)に変更される定期預金です。通常、満期までの期間中に、金利が上昇傾向にある時は同期間の固定金利商品より運用面で有利になりますが、逆に金利が低下傾向にある時は同期間の固定金利商品より不利になります。

●積立定期預金

毎月一定額を普通預金から振り替えることにより積み立てし、まとまった資金を計画的に貯めることを目的とした定期預金です。通常の定期預金が預入時に元金を一括して払込むのに対して、毎月一定額の元金を振り替えることにより自動的に積み立てることができます。