HSBCプレミア

HSBCプレミア(HSBC Premier)は、成長が著しいマス富裕層に対して、グローバルな個人向けウェルスマネジメント・サービス(プレミアム・バンキングサービス)を提供するものです。

目次:コンテンツ構成

HSBCプレミアの概要(世界と日本)

HSBCプレミアは、HSBCグループの個人向け金融業務の一つで、2000年にサービスを開始し、2007年にサービス内容等を一新したインターナショナル・サービスを開始し、現在、世界の主要な国・地域において、HSBCプレミアセンター(店舗)が設置されており、世界中どこにいても自国にいるような感覚で利用できます。

日本においては、2008年にHSBCプレミアが開始されましたが、欧州債務危機を背景にHSBCグループが世界的に事業再編を進める中で、2012年に日本でのリテール(個人)富裕層向け事業から撤退したことに伴い、日本でのサービスはわずか4年で終了しました。

HSBCプレミアの日本におけるプログラム(営業時)

日本のHSBCプレミアは、2008年-2012年にサービスが行われていた時は、香港上海銀行に預入の預金および投資信託の月間平均総預り残高が1,000万円相当額以上の個人顧客(マス富裕層)に提供するプログラムでした。

その資産運用・管理サービスを提供する上で、全ての顧客に専任の担当者(リレーションシップ・マネジャー)を付け、プラン作成から取引後のフォローアップまでを一貫して行うという体制をとっていました。

◎香港上海銀行は、英国に本部をおくHSBCグループの母体行。

◎前月の平均残高が1,000万円相当額を下回った場合には、口座維持手数料として月額5,000円(税込)がかかった。

プログラム名 HSBCプレミア(HSBC PREMIER)
開始-終了 2008年-2012年
提供会社 香港上海銀行(HSBCグループ)
事業内容 マス富裕層のための専門銀行サービス
商品・サービス 外貨、預金・銀行取引、運用商品、保険、クレジットカード、住宅ローン、インターナショナルサービス、インターネットバンキング
グローバル
コンセプト
・国内外でも変わらない安心のサポートと特別なおもてなし
・海外駐在や海外長期滞在時でも安心な渡航前のサポート
・選ばれた方だけが手にすることができるクレジットカード
・投資の可能性を広げる資産運用サポート

日本のHSBCプレミアセンターの特色(営業時)

HSBCプレミアセンターは、大切な顧客のために設計された特別な店舗(空間)で、ゆったりとくつろげるラウンジ、プライバシーに配慮したコンサルティングルーム、外貨紙幣両替を取り扱うサービスデスク、月曜日から土曜日まで朝9時(10時)から夕5時まで営業(24時間365日利用可能なATMコーナー)などの特色がありました。

◎顧客一人ひとりに、きめの細かいサービスと特別なおもてなしを行う「プレミアム・バンキングサービス」が提供された。

◎当時、日本国内の主な拠点(店舗)として、赤坂支店、広尾支店、横浜支店、丸の内支店などがあった。

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